機動戦士ガンダム第6話「ガルマ出撃す」は、大気圏を抜けたばかりのホワイトベースに新たな脅威が迫る回です。ジオン公国の指揮官ガルマ・ザビが物語に加わり、アムロはこの回、ガンタンクに乗り込んで迎え撃ちます。
大気圏を抜けた直後、ガウとドップの編隊が襲来する
大気圏突入を乗り越えたホワイトベースですが、休む間もなく、ジオン軍の攻撃空母ガウと戦闘機ドップの編隊による空襲を受けます。宇宙・大気圏を舞台にしてきたこれまでの戦いとは異なる緊張感です。同時に、地上ではジオンの戦車部隊マゼラアタックも砲撃を仕掛けてきており、空と陸の両方から挟まれる厳しい状況に置かれます。
指揮官ガルマ・ザビ、この回で初めて出撃する
この攻撃を率いるのが、ジオン公国ザビ家の末子であるガルマ・ザビです。第6話は、ガルマがシリーズに初めて姿を見せ、自ら出撃する回でもあります。これまでシャア・アズナブルが単独で仕掛けてきた戦いに、指揮官としての立場を持つ人物が新たに加わることで、ジオン側の陣容に厚みが出てきます。
疲れの残る体でガンタンクに乗り込むアムロ
迎え撃つホワイトベース側では、アムロが疲弊した体のままガンタンクに搭乗して出撃します。アムロがガンダム以外の機体であるガンタンクを操縦する場面が見られるのもこの回の特徴です。地対空砲撃で空から迫るガウとドップの編隊を牽制し、艦を守ろうとします。
打ち切りの危機を経て人気が広がった作品だと知っておくと
『機動戦士ガンダム』は放送当初、打ち切りが決まるほど視聴率が振るわなかったものの、再放送のたびに評判を広げていった作品です。第6話は、そのザビ家の一員であるガルマが自ら前線に立つ回です。
新しい敵の顔ぶれを追いたい人には向く回、決着を急ぎたい人には向かない回
ガルマ・ザビの初登場でジオン側の指揮系統が見えてくるため、キャラクターの相関を把握したい人に向く回です。空からのガウ・ドップ編隊と、地上からのマゼラアタックに同時に狙われる構図も、これまでにない挟撃の緊張感として楽しめます。一方で、この回だけで戦いの決着まで見たい人には向かない回でもあります。次の展開へつながる途中経過という印象が強く、じれったく感じるかもしれません。
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